見積書の内容チェック
工事見積書を持ってこられたら、早速チェックしてみてほしい。
一、一式○○円は詳細を記入してもらう。
二、数量は検算してみる。
三、機器・セットの価格は定価か割引があるか。
四、合板類は、仕様書と照合して厚さを調べる。
五、大工などの日当は妥当か。
六、単位あたり人工を求めて、工事程度を知る。
七、書かれている材料は仕様書通りか確認する。
例として土浦のSさん宅の鑑定の作業で、見積書と実態を照合していた時、玄関の柱型タイル張りとして、12・8平方メートルとタイルの面積が書かれていたが、実際には1・4平方メートルだった。
これは単なる間違いか、意図的なものか速断はできないが、もし黙っていればそのままの請求をすることになってしまう。家電機器なら定価の、70%が普通だ。また、サッシなど単価を公表している部品・部材では納品価格は定価の60~70%で納品している。
それにもかかわらず、見積書の最後尾の行に「一般管理諸経費」として、総工事金額の概ね過許程度の金額が記入している。この一般管理諸経費の中に、業者が手にする利益が含まれている。
いい仕事をしてもらって、大いに稼いでもらうことに何の異議も挟みないが、数字をごまかしたり、納入単価をごまかして高く記入したり、人工数をデタラメに入れたりしているものについては、訂正してもらいたい。そんな見積書を作成している業者は淘汰したい。「○○一式」の見積りでは、いざ争いになったときはその内訳が分からず苦労することになってしまう。